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【百合同人誌】DAISUKI ! 感想【池尻三丁目・小中台商店】

DAISUKI ! (百合同人誌)

DAISUKI ! (百合同人誌)

天真爛漫で小柄な由奈と、由奈が好きだけど、もう一歩のところを踏み込めないけい
(文章を読みやすくするために、けい→ケイ と便宜的に表記を変更します)

由奈はケイに「大好き!」と抱きつき、由奈に恋愛感情を持っているケイはそれにシドロモドロするというような関係です。

物語前半は、由奈の「好き」がラブでなくライクだと思っているケイの葛藤が展開されます。
眠っている由奈にケイがキスしようとして、由奈が起きてしまって、誤魔化すシーンで前半部分は締めくくられます。

後半は、由奈が「両親が家にいないから寂しい」とケイをお泊まりに誘い、小さな布団で一緒に寝ることになります。
もちろんケイはあーだこーだ考えるわけです。そこで……
由奈の大胆な一撃が入って、そこから夜を楽しむわけです……
(あんまりキッチリ書いても風情がないので、あえてぼかしました。成人向け漫画ではないのでご心配なく!)

評価

まず、漫画が上手い。
同人誌はイラストが上手くても、コマ割りなどの漫画独特の部分がイマイチであることがあります。
この漫画は、コマ割りや大ゴマの使い方、色の使い方などが上手い。
メチャクチャ特徴的な演出をしているわけではないですが、きちんと漫画になっていて、素晴らしいと思いました。

漫画が上手いとくれば、作画は?
かなり良いと思います! 私の凄く好きな絵柄ですし!
小さいコマで描かれる等身の小さい絵、大きなコマの全身絵、アップの顔の絵、どれもシーンごとに使い分けがキッチリされています。その上、キレイ。

ストーリーは、「天真爛漫なキャラクターの方が相手の気持ちを知っていて、相手はそんな天真爛漫な子に恋愛感情をぶつけてはいけないと思っている」という、百合作品では、ちょくちょく見かけるものとなっています。
じゃあ、陳腐でつまらないのか?
そんなことはありません!
何故なら、ケイの葛藤の表現や物語後半の由奈のグサッとくる言葉など、なかなか演出が良いからです。
ちょっと脱線しますが、物語における関係性なんて、なんでもかんでも使い込まれてしまっているのですよ。その使い込まれているのをどう具体的に料理するのかが大切なのです。そして、消費者としてはその料理がどんな風に料理されたかをじっくり見ることが大事なのではないかと。

総評としては、「同人誌1冊というボリュームに物語がきっちり良い感じに収まっているグッドな作品」です。
漫画や演出が良かったり、作画が良い上に好みだったりと、絵の面もグッドです。
値段が格安なので、興味が湧いたらすぐに購入だ!


購入方法

なんとKindleで買えます。Amazonで買えるということですねー
商品ページで購入ボタンをポチっとするだけで、Amazonで百合同人誌が買える時代になりました!
ありがたやー
Kindle版の百合同人誌は他にも色々あるようです。悲しいことに、今回紹介した本の作者さんの作品はコレだけみたいですが……


記事を書いているときのBGMは、頭脳警察で歓喜の歌,聖飢魔IIで悪魔が来たりてヘヴィメタる でした。